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JTOA在カナダ日系ツアーオペレーター協会Japanese Tour Operators Association of Canada

イベント・ニュース情報 EVENT / NEWS

2020.06.26

カナダ国内の新型コロナウイルスに関しての最新情報

カナダ各地域の6月26日現在の状況です。各州間での移動、旅行に関しては引き続き推奨されておりません。また、アメリカとの国境閉鎖(陸路)は7月21日まで延長されております。国としての空路での渡航制限は6月30日までになっておりますので、週明けに何等かの発表があるかと思います。

ブリティッシュコロンビア州保健省は、6月23日に新型コロナウイルス感染状況を発表しました。入院患者は16名、集中治療を受けている方は7名となり、新規患者の発生件数は減少しています。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しているため、6月24日より経済再開の第3段階に移行しました。ホテルやリゾート、映画館などが再開しますが、マスク着用や手洗いの励行、対人距離の維持などの感染予防策はこれまで通り厳守する必要があります。 引き続き、緊急事態宣言は7月7日まで延長されました。州政府が主導して、地方自治体の公衆衛生ガイドライン順守、医療機関へのサポートを引き続き押し進めます。州内の旅行は推奨されておりますが、不要不急の州の行き来に関しましては、推奨されておりません。

アルバータ州は現在、経済再開の第2段階です。制限付きではありますが、レストランやパブ、キャンプ場が利用できることになりました。州内在住の方であれば、バンフ、ジャスパー国立公園等の利用も可能です。バンフの街の目抜き通り(バンフアベニュー)も夏の間はしばらく車両通行止めにして、歩行者のみの利用とし、レストランのパティオ(外テーブル)に有効活用しています。

オンタリオ州は、6月24日より経済再開の第2段階がスタートしました。アルバータ州同様、制限付きではありますが、レストランやパブ、キャンプ場、大型ショッピングセンターも利用できることになりました。博物館や美術館、水族館、動物園等も制限付きでの利用が可能となりました。ナイアガラの滝周辺のアトラクションも第2段階の移行にあわせて順次再開していきます。ただし、引き続き緊急事態宣言は7月15日まで延長されています。

ケベック州は、モントリオール市をはじめ微弱ではありますが感染者数も増えており、引き続き全てにおいて活動が制限されています。

一方、プリンスエドワード島州では、6月26日より経済活動再開計画の第4段階に入り50人までの屋内、屋外での集まりが可能になります。宗教上の集まりや、キャンプ、お葬式や結婚式、卒業式も可能になります。またB&Bやインなどもオープンはするのですが、まだプリンスエドワード島州へは不要不急の場合以外、一般旅行者は入ってこられません。すでに6月15日からは、当州に別荘を持つ人は事前申請して、許可が下りれば、入ってくることは可能になりました。ただ14日間の自主隔離が必要となりますので、必然的に長期滞在の方のみとなります。

本日の発表で7月3日よりアトランティックカナダ四州(プリンスエドワード島州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ニューファンドランド州)内で、それぞれの居住者は四州を自由に往来できるようになり、14日間の自主隔離も免除となるとのことです。そうなりますと少し規制が緩み、経済活動ももう少し活発になってくると思われます。

在カナダ日系ツアーオペレーター協会